とても身近な心の病気

うつ病とは、心の風邪ともいわれるくらいに大変身近な病です。うつ病にかかると常に憂鬱な気持ちで塞ぎ込み、食欲や睡眠など、いつも当たり前にあったものやできていたことが難しくなってしまいます。また趣味などの好きなことにも興味が見出せず、身体的にも不快な症状が現れるので、「死んでしまいたい…」という希死念慮に襲われることも少なくありません。

どんな人がなりやすい?

どんな人がうつ病になりやすいのかというと、完璧を求める生真面目なタイプがなりやすいといわれています。日頃から不安を感じやすく、問題を自分一人で抱え込もうとするタイプは要注意です。このようなタイプの人は、ストレスを感じても上手く発散できず、自分の限界以上に行動してしまう癖があります。男女比では、男性よりも女性の方が倍以上なりやすいといわれており、これは女性ホルモンが大きく影響しているようです。しかしなりやすいタイプ以外の人もならないというわけではありませんので、思い当たる節があれば早めに対策を行いましょう。

薬以外で気をつけること

うつ病には、適度な運動とたっぷりの睡眠、バランスのいい食生活が効き目があるとされています。運動といっても、激しいスポーツをする必要はなく、近所をゆっくりと散歩する程度で十分です。外に出るのが不可能なら、家の中でラジオ体操をするだけでも効果は感じられるでしょう。うつ病になる人は、不規則な生活スタイルであることも多く、これが心身の乱れを招く大きな原因の一つにもなっています。食事はなるべく手作りが望ましいですが、コンビニ食で済ます場合もできるだけ野菜を多めに摂るような食生活を目指しましょう。

光トポグラフィーは、うつ病の診断補助のための検査です。近赤外線を用い脳の血流変化を測ることで、統合失調症などの診断の参考にすることができます。