酸洗いって何を洗うの?

例えば自転車やバイクあるいはハンガーラックや物干し台など、私たちの生活には多くの金属製品があふれています。これらの金属製品は腐食を防止するために、製品の表面を塗装やメッキによって保護されています。金属製品に塗装やメッキを施すときに製品の表面がサビていたり、加工油で汚れていたりすると、塗装やメッキがすぐに剥がれてしまいます。一般に酸洗いを用いる目的の中で一番多いのは、切削や溶接などの金属加工を施したあとの製品に付着している、さまざまな異物を酸性の液体で洗浄して取り除くことです。つまり、酸洗いとは「金属製品の塗装やメッキを綺麗に仕上げるために製品の表面を洗う」ことなのです。

酸洗いって、どんな方法で洗うの?

そもそも酸洗い以外にも金属製品を液体で洗浄する方法はあります。まず「液体を使用して金属を洗浄すること」を化学洗浄処理と言い、その中で酸性の液体を洗浄剤として用いる洗浄方法を酸洗いと呼んでいます。酸洗いは洗浄する金属の種類によって「洗浄剤の種類や濃度」と「洗浄剤の温度」や「洗浄時間」などの条件が違います。これらの条件を正確に設定・管理することで製品に付着した異物を確実に取り除けます。このように酸洗いは、金属の種類によって「洗浄剤の種類や濃度」などの条件を適切に設定し、その条件を正確に管理して洗浄します。

酸洗いと同様に幅広く用いられているエッチングとは?

エッチングは、「酸性の液体などの化学薬品が備えている」腐食作用により金属の表面を加工する方法です。また、金属の表面に防護措置を施して、不要部分のみを溶解侵食させて目的の形状に加工できるのが特徴です。エッチングは、版画や印刷あるいは電子回路や半導体の生産などに幅広く用いられています。

酸洗いとは、金属を塩酸や硫酸などで洗うことです。製品の表面に生じたスケールやサビを除去することができます。この作業をすることで、その後の研磨作業の手間が大幅に省かれることがメリットです。